弁護士の仕事は多岐にわたります。当然、弁護士には自分の専門、得意とする業務というのがあります。過払い金バブルのころは弁護士の方は借金問題、過払い、債務整理というものに偏っていたように思います。どうしても儲かる業務に集まるということなのでしょう。多くの若手弁護士がこの過払い金で儲けたと聞きます。
最近では多くの弁護士、法律事務所が相続に流れていると言われています。それは日本の高齢化とは無縁ということではなさそうです。多くの方が高齢化し、多くの方が相続問題を抱えていると言われています。だから弁護士の多くが過払いから相続にということなんでしょう。
弁護士の力で借金問題を解決しよう
借金問題を解決したい人は多いが、いつまでも弁護士に相談しない人もいます。その前に夜逃げや自死などで逃げる方が多い。それは本人の判断なので仕方ないし、いいとは思うが、でももっと上手に生きた方が得であると思うのです。上手に生きることが借金を減免してもらうことであったり、借金を自己破産をチャラにすることでもない。
しかし、逃げてばかりの人生では面白くない。だからこそ、新しい人生を考えるなら弁護士に相談し、前向きな判断をするというのは非常にいいことではないか?そう考えている人もいますが、より多くの人にそうして欲しいと思うのです。本当は学校でそんなことを教えるべきなのだが、きっとそんなことをいうと、生徒の親が夜逃げや自己破産をした人である場合を考えると不適切なので何も教えられないのだろう。
借金が多くて困っている人の中にも、債務整理や任意整理まで考えていない方も多くいます。どうにかなっている方ということです。お金がなくてどうしようもないほど追い込まれていない人ということです。そんな人には過払い金が存在するのかどうかをチェックし、過払い請求で借金を減らしたいということだけを考えている方もいます。
そんな場合は金額が大きいなら司法書士に相談し、そうでない場合は弁護士に相談するといいでしょう。一般的には弁護士よりも司法書士の方が手数料が安いと言われています。
昔、サラ金、カードローンを借りた方は急いで過払い請求
10年が過払い請求の時効になります。この10年というのはサラ金やカードローンを最後に利用した日からということです。つまり、借金返済をして10年以内なら過払い金が存在するなら過払い請求ができるということです。10年は長いようで短いのでもし心当たりのある方は急いで弁護士に相談しましょう。
グレー金利に当たる部分になるのでかなり高い金利です。そうなると時間と共に金利が多くなりますので、長期間、サラ金やカードローンを利用している場合は過払い請求でかえってくる金額も大きくなります。びっくりするぐらいの金額になることもあります。
消費者金融やカードローンからの借金があると過払い金がある場合があります。つまり、法定金利がある程度以上に高くなると過払い金があるのです。昔からカードローンを継続的に利用している場合は問題ないのですが、カードローンを利用しなくて10年以上たつと過払い金は消滅します。
つまり、過払い金返還請求の時効というものです。だから、昔から借金があり、最近はもう借金がなくなったという方は特にこの時効に注意です。急いで過払い請求をしないといけないかもしれません。せっかく、お金が返ってくるのなら過払い請求をするのがいいでしょう。そうすることで生活もかなり楽になります。
過払い金の有無は弁護士、法律事務所で分かる
過払い金が今存在するかどうかは弁護士、法律事務所で調べてもらうと簡単にわかります。それも弁護士事務所によっては無料で調べてくれます。調べてくれるということはその後の過払い請求に関しては依頼してほしいということでもあります。
一時期はそんな「過払いバブル」というのがありました。過払い金に関するビジネスが大きな売り上げをあげ、多くの弁護士事務所、司法書士事務所が扱っていました。最近ではもう「過払いバブル」はなくなり、過払い金返還請求ばかりを扱っている弁護士事務所、法律事務所も減りました。しかし、いまでもまだまだ過払い金はあると言われています。